無人航空機の購入後の流れと罰則

無人航空機の登録

●登録を受けていない無人航空機を飛行させたとき
1年以下の懲役又は50万円以下の罰金

飛行の許可、承認申請
飛行計画の通報
飛行前、飛行時の法令違反

●アルコール又は薬物の影響下で無人航空機を飛行させたとき
1年以下の懲役又は30万円以下の罰金

●登録記号の表示又はリモートIDの搭載をせずに飛行させたとき
●規制対象となる飛行の区域又は方法に違反して飛行させたとき
●飛行前の確認をせずに飛行させたとき
●航空機又は他の無人航空機との衝突防止をしなかったとき
●他人に迷惑を及ぼす飛行を行ったとき
●機体認証で指定された使用の条件の範囲を超えて特定飛行をおこなったとき
50万円以下の罰金

●飛行計画を通報せずに特定飛行を行ったとき
30万円以下の罰金

●技能証明を携帯せずに特定飛行を行ったとき
●飛行日誌を備えずに特定飛行を行ったとき
10万円以下の罰金

事故が発生した場合の対応

●事故が発生した場合に飛行を中止し負傷者を救護するなどの危険を防止するための措置を講じなかったとき
2年以下の懲役又は100万円以下の罰金

●事故が発生した場合に報告せず、又は虚偽の報告をしたとき
30万円以下の罰金

飛行後の義務

●飛行日誌に記載せず、又は虚偽の記載をしたとき
10万円以下の罰金

2024年12月時点での機体購入から飛行、飛行後に至る流れで罰則をまとめてみました。他にも、小型無人機等飛行禁止法や条例等、無人航空機は屋外で気軽に飛ばせるものではありません。
こちらのまとめは航空法令の罰則であり、違反した場合の保険の不適用や使用されている映像の消去、損害賠償が発生した場合の金額のほうが痛手になるのではないでしょうか。
無人航空機の登録、飛行の許可申請、飛行前の通報、事故をおこさないための対策を入念に行うことで、安心して飛行させていただければと思います。